一生身を助ける国家資格!きゅう師の専門学校を選ぶ時のポイントや基礎知識をご紹介します

当サイトは一生身を助ける国家資格の取得が目指せる、きゅう師の専門学校を選ぶ時のポイントや基礎知識をご紹介しています。
手に職を付けて人のために役立てられる資格を活かして長く活躍したいと考えているのなら、ぜひ参考にしてみてください。
学校を卒業して、資格を取得した後の就職先にはどういった選択肢があるのかも解説しています。
さらに学校を卒業後の、病院や鍼灸院以外で活躍できる場所に関しても紹介しているサイトです。

一生身を助ける国家資格!きゅう師の専門学校を選ぶ時のポイントや基礎知識をご紹介します

長い歴史を持つ東洋医学の治療方法で人を癒す、きゅう師に関心がある人もいるのではないでしょうか。
灸は西洋医学とは異なるアプローチ方法で、様々な疾患の改善に役立てられています。
プロになるには国家資格が必要で養成機関で学ぶ必要がありますが、専門学校を選ぶときには通いやすいさや校風に注目をして選ぶのがおすすめです。
それだけでなく国家試験の合格率や卒業生の進路もチェックして選ぶと安心です。
自分に合った専門学校を見つけて、きゅう師を目指しましょう。

専門学校で取得できる国家資格!現代注目され人気となっているきゅう師とは?

灸は中国やモンゴル、チベットなどの医学で行われる、特定部位の皮膚の上でもぐさを燃焼させ、発生する熱による刺激を利用して慢性的な疾病の症状改善を試みる方法です。
きゅう師とは、この灸を業務として行う場合に必要となる国家資格で、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律に規定が定められています。
今日、きゅう師は専門学校で取得できる国家資格として注目されていますが、その理由は資格を取得すればすぐに仕事をはじめられる点にあります。
きゅう師の資格を取得するためには国家試験に合格しなければなりませんが、この試験を受けられるのは専門学校や鍼灸学科のある大学などで3年以上学んで卒業した者のみです。
国家試験は毎年2月下旬に行われており、3月下旬の合格発表で合格が判明後、免許交付手続きを済ませれば、すぐに鍼灸院に就職したり、自分で施設を開業したりすることが可能になります。
なお、しばしばはり師と一緒に鍼灸師と呼ばれることが多いですが、はり師はきゅう師とは全く別の資格であり、取得方法が異なるので注意が必要です。

きゅう師専門学校は夜間部と昼間部の両方から選択し学習できる!

きゅう師専門学校は、夜間部と昼間部の両方から選択することができます。
ただ、選択できるとは言っても向き不向きがありますので注意しておきましょう。
一般的にきゅう師を目指すのであれば昼間を選ぶことが普通です。
これは大学とか高校などであっても同じことが当てはまります。
夜間が存在している理由は、基本的は昼間は別の仕事をしている社会人のためと思っておくのが良いでしょう。
言い替えれば、昼間は遊んで暮らしているような人のためにあるのではなくて、仕事をしているとか別の学校に通っているなどの理由により、十分な時間が取れない人のためにあるのです。
そして、どちらも国家資格を目指すものである以上、時間的なカリキュラムに差異はありません。
夜のほうがどうしても時間的には余裕がないことが多いですから、例えば仕事などが発生しないと思われる週末に追加授業があったりすることもあります。
そういう点も十分に考えておく必要があるわけです。

きゅう師の専門学校は三年制で本科と専科がある!

きゅう師として働くためには、三年制もしくは四年制の養成学校を卒業した上で国家試験に合格しなければなりません。
現在、はりきゅうの養成学校は全国に100校程度存在していますが、そのほとんどは三年制の専門学校となっています。
また、はりきゅうの専門学校は、大きく本科と専科の2種類の学科に分けられます。
どちらに入学しても、きゅう師の国家試験の受験資格を得ることができますが、本科ははり師とあんまマッサージ指圧師の受験資格も得ることが可能です。
これに対し、専科ははり師の受験資格は得られますが、あんまマッサージ指圧師の受験資格は得られません。
そのため、あんまマッサージ指圧師の資格取得も視野に入れているなら、本科への進学をおすすめします。
ただし、これら2種類の学科はコマ数が同じなので、本科は専科と比べてはりきゅうの実技時間が短くなってしまいます。
加えて、本科の方が学費も高い傾向があるので、きゅう師の資格取得に専念したいなら専科を選択すると良いでしょう。

きゅう師になるには専門学校以外に四年制大学でも国家試験を目指せる!

きゅう師は国家資格ですから、専門教育を受ける必要があります。
学校としては専門学校が多く、実際に灸を据えている現役のきゅう師の多くが専門学校を卒業しています。
あまり知られていませんが、実は四年制大学ではり師ときゅう師の教育を受けることも可能です。
医療大学の鍼灸学科などがそれにあたります。
四年制大学だから専門学校よりも卒業の選択肢は多いです。
きゅう師になるつもりで入学して、途中から進路を変えたくなったときには、そのありがたみを感じるかもしれません。
具体的な仕事としてはまず中学校の先生、高校の先生があります。
どちらも教職課程を取らなければなりません。
くわえてスポーツトレーナーとアスレティックトレーナーにもなれます。
具体的な科目には解剖学や生理学、運動学など医学の基礎があります。
さらにリハビリテーション学や保健・衛生学なども学べます。
大学によっては3年終了時に国家資格受験資格が得られます。
受験のチャンスが増えることが魅力です。

きゅう師専門学校を選ぶ時のポイント①自宅から近く国家試験の勉強に専念できる立地の学校

きゅう師専門学校を選ぶときのポイントの一つに、立地が挙げられます。
これは何もきゅう師の専門学校だけに限った話ではなく他の専門学校であっても同じですし、その意味では大学などでも似たような考え方はありえることです。
専門学校は、入学すればそれで目的達成とか、通いさえすれば良いというものでは全くありませんのである意味で覚悟が必要になります。
最終目標は国家試験の合格なのですから、それに向けての勉強は欠かせません。
そのためにはある程度時間が取れることが必要であり、通学にあまりにも時間を取られるのは、絶対にダメとは言いませんがそれだけ不利な条件になってしまうことは否めません。
やはりある程度は自宅で勉強に専念できる環境があることが有利に働きます。
もちろん致し方ないケースも多々あるかもしれませんが、複数の専門学校の候補があって、どちらにしようか迷った場合には、他の点で大きな差がないのであれば自宅から通いやすい学校を選ぶのは一つの選択肢です。

きゅう師専門学校を選ぶ時のポイント②様々な分野で活躍している経歴や実績豊富な講師陣

きゅう師専門学校を選ぶときのポイントですが、これは特にきゅう師に限ったことでもなくどのような学校であっても当てはまることではありますが、卒業生が様々な分野で活躍している実績とか、経験豊富な講師陣が揃っているかなどは極めて重要なことになります。
というか、これらは専門学校側から考えても間違いなく大事なアピールポイントですから、どんな学校であっても受験生にはそれを訴えかけてくるに違いありません。
卒業生の活躍状況は、確かにこれから受験しようとしている自分自身に直接当てはまるわけではないでしょう。
いくら立派に仕事をしている卒業生が多かったとしても、自分もそうなれると保証されたわけでないのは当然です。
ですが、平均的に見れば、そのような人が多いということは励みになるのは間違いありませんし、それなりの努力をすればそのような将来が待っているに違いないと思えることもまた事実ですから、無視するようなことはできません。

きゅう師専門学校を選ぶ時のポイント③鍼灸実技実習を多く学習したければ専科を選択

きゅう師専門学校を選ぶポイントの一つに、単に専門知識を学んで国家資格の合格を出来るだけでなく、学校に通いながら鍼灸実技実習をどれだけ多く学べるかがあります。
結論から言えば、きゅう師専門学校で鍼灸実技実習を多く学習したければ専科を選択するのが理想です。
本科と違って鍼灸師専科コースに通えば、はり師ときゅう師のみに特化しているだけあって国家資格の合格率も高いです。
さらに専門の講師から3年間かけて指導を受けられて、その期間は学校内の付属の治療所で実際の外来の患者さんを相手にして実技も同時に学ぶ事が出来ます。
知識と資格を持っていても実技経験が不足している場合は、就職しても下済みからスタートになります。
それに対して専門学校に通っている時も、実技研修を同時に行う事が出来るので、就職した時には実務経験3年と履歴書に書けます。
就職しないで実際に店舗を経営して鍼灸師として働いた場合でも、実務経験を3年実際に積んでいるので自信を持って開業できます。
故に将来鍼灸師で働くことが決まっているのなら、専科を選択する方が良いと言えます。

きゅう師専門学校を選ぶ時のポイント④国家試験の合格率を重視して学校を選択

きゅう師になるために専門学校で学ぶことを考えている方が結構いるかと思われます。
国家資格を取得して、高い技術を身につけることができれば、長く働き続けられる仕事なので良い選択です。
きゅう師専門学校も様々なところがあるので、よく比較してクオリティの高いところを選ばないといけません。
1番重視するべきポイントは、国家試験の合格率です。
国家試験に合格しなければ、灸治療を行うことができないので、少しでも合格できる可能性が高い学校で学ぶことをおすすめします。
学費が年間で100万円以上かかってしまうため、学費の安さで決めてしまう方が少なくないです。
安く抑えたい考えは十分理解できますが、合格できなければ後悔することになります。
多少費用が高くなったとしても、合格率が高いことに加えて、高い技術が身につけられるところで学んだ方がメリットが多いです。
難易度は高くありませんが、甘く考えていると失敗してしまうので気をつけてください。

きゅう師専門学校を選ぶ時のポイント⑤奨学金や教育訓練給付金制度が使えるか確認

はり師・きゅう師は、ツボを専用の針を使って刺したり、きゅうで温めたりすることで心身のバランスを整えて疾患の治療に役立てることができる施術を行う人の総称です。
針治療の場合は、患者さんの病状に合わせてツボを指で探し当てから消毒を行った針をたたくようにして瞬間的に刺すなどの技術が求められます。
これらの資格は国家資格でもあり働きながら技術を身につける人もいるようですが、専門学校に通うことで受験資格を得ることができます。
基本的に、きゅう師・はり師の国家試験の受験資格は専門学校や大学のしん灸学科などで3年以上学ぶ必要があります。
専門学校を選ぶときには試験の合格率が高いところを探したり、学費が安いところを探す人も多いかと思われますが、教育訓練給付金や奨学金などを利用できる学校を選択することで経済的な負担を減らして受験資格を得ることができるメリットがあります。
そのため、学校を選ぶときには教育訓練給付金などが利用できるのか否かを確認することをおすすめします。

著者:四方清太郎

筆者プロフィール

東京都港区生まれ。
幼い頃からの憧れできゅう師として働いています。
この経験をもとにきゅう師の記事を書いています。
東京の専門学校ではり師きゅう師になる